こんにちは。ユルイチです。
家づくりの先輩たちに家の後悔ポイントを聞くと、だいたい返ってくるのが「コンセントをもっと増やせば良かった」という意見。
私も家づくり中に経験しましたが、コンセントなどの配線計画を立てるのは家づくりのわりと後半です。
あれを決めてそれを選んであそこも決めて、コンセントにたどり着くころにはそろそろ考えることに疲れてきているんですよね^^;
しかも配線図面って見た目も専門的な雰囲気でわかりにくい・・
このマークが2口コンセントでこれがテレビ用コンセントで、とひと目見ただけではわかりづらいので、見ただけで尻込みしてしまうという方も多いのかもしれません。
でも生活に必要なあれもこれも、コンセントに差して使うものってとても多いですよね?
その時になって
「ここにコンセントがあったら便利なのに・・」
「ここのコンセントの口数が足りない!」
となると不便ですしストレスが溜まります。
そうならないために、ちょっと面倒ですがコンセントについて30分間だけマジメに考えてみましょう!
きっと住んでからの住み心地が変わるはずです^^*
後悔しないコンセントの考え方
基本の考え方
まず基本はいま家にある家電をすべて書き出してみるということです。
冷蔵庫や洗濯機などの大物だけでなくレンジ・電気ポットなどのキッチン家電、パソコン・プリンター・TV、ドライヤーやヘアアイロンなどの常時使うものでないものもすべて紙に書き出してください。
こんな感じです。
常時使うもの | 単発で使うもの | 季節家電 | |
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TV周り |
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PC周り |
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リビング |
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ダイニング |
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キッチン |
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洗面 |
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1階の例です。わかりやすいように表にしましたが、こんな風に書く必要はありません^^;
メモ書きでいいので、とにかく思いつくかぎり書いていきます。
書き出せたら、それを間取り図のどこで使うかあてはめていきましょう。
実際の間取り図に小さく書き込んでいくと良いと思います。
すべて書き込めたら、あなたの家にはコンセントがどこにどれだけ必要かがわかるはずです^^
これから増えるものも考慮に入れる
上の表に挙げたものはわが家を参考にしましたが、今はないものでこれから買いたい、買うかもしれないものも入っています。
20年、30年のスパンで見ると必要なものや興味も変わってくるので、これからこんなものが増えるかもしれないなーと思うものは同じく配線計画に入れておきましょう。
特に子どもの成長にともなって生活スタイルは変わります。
必要な家電数もかならず増えますのである程度コンセントの数・配置に遊びをもたせておくと安心です。
配置にも注意
掃除機用のコンセントは各階の真ん中あたりに配置しておくと各階一度に掃除ができて便利です。
またパントリーや階段下などの大きめの収納にもコンセントを作っておくと、ハンディタイプ掃除機の充電などができて便利。
高さも必ずしも同じ高さで作る必要はありません。
そこへ置く予定の家具の高さよりも高い位置にコンセントを作れば家具を壁にぴったりとつけられますし、
寝室のベッド脇のコンセントはベッドの高さより少し高めに作っておくと携帯の充電コードを邪魔しません。
その場所その場所で最適な高さと配置を考えましょう。
こちらの画像が参考になります。
(引用:https://sumai.panasonic.jp/wiring/flowchart/)
コンセント配線は住み心地に直結
一日の生活で家電を使う頻度というのは思っている以上に多いです。
なにげなく使っている家電ですが、思った場所で使えないというのは意外とストレスになります。
上に書いた作業は30分くらいで済むかと思いますので、ぜひ一度考えてみてください。
その30分でこれから何十年と住む家の住み心地がきっと変わると思いますよ^^*
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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