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無垢材と集成材ってどっちがいいの?それぞれのメリットデメリット

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こんにちは。ユルイチです。

 

わが家は2017年1月に家を新築したのですが、その2年くらい前から家づくりを意識して少しずつ動いていました。

具体的には土地探しハウスメーカー・工務店探し、それに家についての勉強です。

 

前ふたつに関しては家を建てるとなれば誰しもすることだと思いますが、家についての勉強はあまりされる方は多くないかもしれません。

実際私もそんなに詳しくなったわけではないですが、だいたいどこのビルダーに行っても『詳しいですね』『建築関係の方ですか?』と驚かれました^^;

それくらい家について勉強してから家づくりをする人というのは珍しいのかもしれません。

(といってもそんな偉そうなことを言えるほど大した知識はないんですが(;・∀・)汗)

 

家づくりはわからないことだらけ

でもいざ家を建てるとなっても、わからないことだらけですよね?

どんな材料を使ってどんな風に建てるのか、

壁の中はどんな風になっていて窓は?断熱は?など

本当にわからないままでも家って建てられてしまいます。

 

でも誰でもなく自分と家族が何十年も住む家、そして何千万も借金をして買う家。

“わからない”ままでは気持ち悪くありませんか?

もちろん家が建つまでには大勢のプロの方達が家づくりに携わってくれますし、その方たちを信頼して全てお任せするのもそれはそれで正しいのですが。

 

でも自分も少しだけ勉強しながら家づくりをすると、きっともっと家に対して愛着が増えますし建てたときの満足感や達成感も違うと思います^^

 

使うなら無垢材?集成材?

前置きが長くなりましたが(笑)

今、よく自然素材を売りにしている工務店、ありますよね。

そういったところは構造材も無垢材を使用することが多いです。

対して大手ハウスメーカーなどはほぼ集成材を使っています。

でも、無垢材と集成材って結局どっちが良いんでしょうか?

今回はそれぞれのメリットとデメリットを考えてみたいと思います。

 

無垢材

読んで字のごとく、手を加えていない、丸太から使用する形状で切り出した木材。

建材として使用するのはこれをよく乾燥させたもの。

使用するメリット

  • よく乾燥させたものを使えば100~200年間強度が変わらない(ヒノキなどはむしろ強度が増していく)
  • 天然ならではの風合いがあるため柱や見せ梁などにすると雰囲気が良く味わいが出る
  • 切った後でも吸湿・放湿するため室内の湿度の調整をする働きもある

デメリット

  • 割れやひびなどが入りやすい
  • 乾燥が不十分な場合反りが出るため構造材に使用する場合施工する大工さんの腕によって差が出る

集成材

木材を一度小さな材料に切り、接着剤で接合して成型したもの。

使用するメリット

  • 初期強度は無垢材の約1.4倍
  • 品質が安定している
  • 反りが出にくい

デメリット

  • 接着剤を使用しているため劣化する
  • 使用する接着剤によっては微量の有害物質が出るものもある(ただし安全基準が設けられている)

 

わが家も自然素材の木の家を作る工務店と話をしていた時期もありましたので、最初は『無垢材でないと・・』と思っていましたが、今思えば『どちらも一長一短だな』と思います。

単に無垢材だからという理由でビルダーを選んでも、しっかりと木材一本一本の特性(将来どちらに反る素地があるか、など)を見極めて適切に扱える大工さんに建ててもらえなければ意味がないですし、

わが家のように木と鉄を組み合わせたような工法で家を建てる場合は無垢材だと割れてしまうので集成材でないといけません。

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結局のところ、どういう工法で家を建てるか施工してくれる大工さんの腕によってどちらか選ぶべきであって、無垢材か集成材かで単純にどちらが優れている、というものではないと思います。

でも昔ながらの木造軸組み工法で、信頼できるベテランの大工さんに建ててもらえるのであれば、やはり無垢の木の家に憧れますけどね^^*

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