こんにちは。ユルイチです。
カウンターやデスクの椅子を選ぶ際に人気なのがイームズのシェルチェア。
名前は知らなくても形は見たことある！という方も多いと思います。
（画像引用：ハーマンミラー公式通販HP）
すっきりとしてスタイリッシュなこの形、素敵ですよね。
お部屋に一脚あるだけでも空間をおしゃれに見せてくれます。
カウンターの椅子にはイームズチェアがおすすめ
イームズチェアとは
イームズとはチャールズ・イームズ、レイ・イームズというデザイナー夫婦の名字。
現在イームズチェアというと彼らがデザインした中でも代表的なシェルチェアというものを指す場合が多いです。
シェルチェア１番人気「DSR」（画像引用：ハーマンミラー公式通販HP）
シェル（貝）という名前のようになめらかな曲線で体をふんわりと包み込む座面と、それに対し細く複雑に交差するベース（脚）のデザインが大変人気ですね。
これは1940年代にニューヨーク近代美術館（MoMA）が開催したコンぺのためにデザインされたもので、以来半世紀以上形を変えずに愛されている名作です。
他にもひじかけがあるタイプやベースがシンプルなもの、ロッキングチェアタイプなどもあります。
現在日本で買える正規品はハーマンミラー社が製造・販売しているもののみ。
あとは意匠権が切れたことで他社が独自に復刻・製造したリプロダクト品です。
デザインは同じでもオリジナルとは別物、いわばイームズ”風”チェアですね＾＾；
ただ、正規品は一脚４～６万円と決して安くはありません・・
対してリプロダクト品はだいたい3,000～１万円程度。
ホンモノを買えればそれが一番良いんですが、複数購入したい、予算に余裕がない場合などはリプロダクト品を選んで上手にインテリアを楽しむことも賢い方法だと思います。
カウンターの椅子は目に入りやすい
カウンターは基本的に背面に何もないことが多いため、そこに置いてある椅子もパッと目に入りやすい部分だといえます。
ここにインテリア性の高いデザイン家具を置くのと、量販店で買ったごく普通の椅子を置くのでは部屋の印象ががらっと変わります。
また、カウンターではパソコン作業をしたり子供が勉強したりと一度座ったらしばらく座りっぱなしになることが多いです。
よってデザイン性だけでなく座り心地や長時間使用できる快適性も重要。
デザイン性と快適さを両立できるという点で、わが家はカウンターの椅子にイームズのシェルチェアを選びました。
ただし予算の都合などからリプロダクト品です＾＾；
約１年使用しましたが、見た目・使用感ともに満足しています。
ちなみにわが家のカウンターの高さは平均的なダイニングテーブルと同じ７０ｃｍですが、このシェルチェアでぴったりの高さです。
身長１１０ｃｍくらいの幼稚園児の息子もよくここに座って書きものをしていますので、小中学生のカウンターでのリビング学習等にも問題なく使えると思います。
イームズシェルチェアのリプロダクト品を購入
わが家がイームズシェルチェアのリプロダクト品を選んだもう一つの理由は『座面はファブリック（布）を希望』だったからです。
正規品の座面はプラスチックやファイバーグラス、ウッド等しかありません。
座った時にひやっと冷たいのが嫌だったので＾＾；、子どもに汚されるの覚悟でファブリックのものをえらびました。
汚れても買い替えられるくらいの値段ですからね。
その点もリプロダクト品のメリットだといえます。
わが家が購入したのは楽天のこの２ショップのもの。
ReHomeのものは5,500円ほど、LALA STYLEのものは8,000円ほどです。
色はそれぞれベージュとグレー、脚はウッドのものを選びました。
先ほどリプロダクト品は3,000～１万円程度と書きましたが、あまり安すぎるのも不安だし・・と思ってレビューなどを参考にこちらに決定。
ちなみにどちらも脚部は自分で組み立てます（ReHomeは完成品も選べます）が、ネジを４か所とめるだけなので簡単です。
ただ脚に巻いてある保護のビニールが非常に取れにくいです・・
無理に引っ張るとネジに食い込んだ部分が残ってしまい結局ネジを全部緩めて取るしかなかったので、恐らく完成品を選んでもドライバーは必要かと思います＾＾；
で、購入したのがこちら。
購入したイームズチェアのリプロダクト品左が5,500円のもの、右が8,000円のものです。
見た目はまぁぶっちゃけあまり変わりません。
脚の色もほぼ一緒。よく見るとちょっと右の方が赤みがあるかも？
表面のファブリックは左の方が上手に椅子の形に沿わせてある感じはしますが、恐らくこれは個体差があるので何ともいえません。
ただ、座り比べてみると値段の違いがわかります。
5,500円で購入した左のベージュはなんとなく座面が平面的で、背部のしなりはありますが座り心地はまぁ悪くはない、くらいの印象。
8,000円で購入した右のグレーは曲線的で背中やおしりを包み込むような感じがします。背部のしなりも適度で、比べてみると座り心地は明らかにこちらの方が良いです。
リプロダクト品で5,500円は中間くらいの価格ですので、3,000円位のものはどんな感じなのか・・((+_+))
やはりリプロダクトとはいえ価格での品質差はあるといえそうです。
私がPC作業をするのはいつもこの8,000円のグレーの椅子ですが（たまたまです＾＾；）、２～３時間ほどPCの前に座りっぱなしでもあまりストレスは感じません。
リプロダクトとはいえイームズシェルチェアはやはりデザインだけでなく快適性に優れていますね。
本物はきっともっと良いんでしょうね・・
１脚４～６万円はなかなかハードルが高いですが、予算に余裕があって本物を愛する素敵な大人の方はぜひ正規品を選んでいただきたいと思います。
正規品はこちらのショップで購入できます。
“シェルチェア”と検索するとハーマンミラー社製の正規品が出てきますので、気になる方はチェックしてみてください。
まとめ
イームズシェルチェアはデザイン性と快適性を両立してくれる優秀な椅子です。
カウンターの椅子にとってもオススメです＾＾＊
予算に余裕があれば正規品を、
そうでない場合や素材や色の細かい希望がある場合は選択肢の多いリプロダクト品を選ぶと良いと思います。
ただし極端に値段の安いものには注意。
座り心地や耐久性などに不安がありますので、購入する際はレビューをよく読むなどしてから選びましょう。
とはいえ、気軽に買える値段がリプロダクト品の最大のメリット。
リプロダクト品を買って気軽にインテリアを楽しむのか、
正規品を買って長年大切に使い続けるのか。
お財布と相談しながら、あなたにとって一番良いものを選んでくださいね＾＾＊
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
30代で30坪の注文住宅を建てたわが家が施主支給したもの、新築するにあたって購入したものを大公開！
2年住んでみて「これは本当買ってよかった！」と思うものだけを紹介します！
