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風通しの良い家は窓の配置が超大事!風向きと窓の方角を考える

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こんにちは。ユルイチです。

 

突然ですが【風通しの良い家】っていいですよね。

 

今の家は24時間換気があってわざわざ窓を開けなくても最低限の換気はできるようになっていますが、なんとなく空気が汚れているように感じることはよくあります。

掃除機をかけたり食べ物やペットのニオイが気になったり、ですね。

『家を出る時には特に気にならなかったのに、帰宅したら昨日の夕飯のにおいが残っていてなんか臭い・・』とかあるあるじゃないでしょうか。

 

生活する上で風通しって本当に大事です。

風通しの良い家なら湿気もこもらず、空気の入れ替えもすぐにできますし、少々の暑さなら窓を開けるだけで快適。

何より自然の風が吹き抜ける家はとっても気持ちがいいものです。

涼しい風の通る和室でお昼寝とか最高。

 

わが家は2017年に家を新築しましたが、その際風通しについてもかなり考えました

今回は風通しの良い家にするために気を付けたいポイントについて書いていきたいと思います。

 

風通しの良い家には窓の配置が超大事

風には入り口と出口が必要

まず当たり前のことですが、家の中に風を通すには

風の入り口と出口

が必要です。

『部屋の大きな窓を開けていてもまったく風は入らなかったのに、もう1か所窓を開けたり玄関のドアを開けた瞬間にビックリするくらい強い風が入ってきた』

という経験は誰しもあると思います。

たとえ窓(入り口)の真正面から拭く風でも、出口がなければ風は入ってきません

このことをまず念頭に置いて窓の配置を考えることが大切です。

 

風が通る窓の配置って?

部屋の風通しを良くするには、1部屋に2つの窓を作るのが基本ですよね。

同じ部屋に2つの窓があれば、それぞれが入り口と出口になって風の通り道ができるからです。

それもそれぞれが向かい合うように対角線上に窓を作れたら最高。

風はスムーズに部屋を通り抜けていくでしょう。

 

子供部屋などの比較的小さな部屋では向かい合うように窓を設けるのは難しいですが、その場合でもできるだけ窓を2つ作るよう心がけます。

間取りの関係でどうしても窓を1つしか作れない場合は、ドアを開けておけば風が通るようにその先の空間には窓を設けておくと良いでしょう。

 

室内窓もオススメ

わが家の子供部屋もこのパターンで、ちょうど家の真ん中に位置するため窓がひとつしか作れませんでした。

2階の間取り、中でも子供部屋はこんな感じなのですが、

真ん中の部屋は1つしか窓を作れなかったので、その先の廊下部分に窓を設けて風が通るようにしました。

で、ここからさらにもうひと工夫。

ドアを開けておけば風は通るといっても、そのドアを閉めておきたい時もありますよね。

そういう時のためにわが家はこれを取り付けました。

LIXILのランマ窓、いわゆる室内窓ですね。

取り付けたところはこんな感じ。

開けると

こんな感じでかなり開口部が大きく作れるので、ドアを閉めていても風はばっちり通ります。

今は窓だけでの販売はなくなって、ランマ付ドアとして取扱いがあるようです。

風通しとプライバシーを両立できてオススメです。

 

室内窓は他にもありますが、LIXILのこのタイプがおすすめの理由は窓部分が透明か木目か選べること

他の室内窓は透明のものがほとんどだったんですよね。

透明だと採光のためには良いんですが、夜中に誰かが廊下の電気を点けたときに光が入って眩しい・・とかがありそうで(*_*)

全面木目なら光の問題はありませんし、閉めておけば壁と同化して気になりません。

子供はまだ小さいのでこの窓が使われるのはまだまだ先ですが、我ながら設置してよかったなと満足しているポイントです( *´艸`)

 

窓の方角と風向きも大事

風向きはもちろん地域や気候条件によって違いますが、吹きやすい風の向きというのもあります。

 

夏や春秋の暑い日の天気図はよくこんな感じになりますよね。

こういった南高北低の気圧配置は典型的な夏の天気図のかたちです。

日本の南に高気圧、北に低気圧がありますね。

風は気圧の高いところから低いところへ向かって吹くので、この場合は南から北方向へ向かって風が吹くことになります。

逆に冬はどちらかというと北寄りの風が吹きやすくなりますから、

周りの条件にもよりますが、基本的に窓は南北の方向に向かい合って配置すると1年を通して風がよく通る部屋になるでしょう。

 

窓の高さも考慮すればなお◎

少し難しい話ですが・・

冷たい空気は重いので下に、暑い空気は軽いので上に上がりますよね。

夏の暑い時期、家の中でも1階の低い位置と2階の高い位置では温度にかなりの差が生まれます。

この温度の違いによって空気は自然に動きます

1階の低い位置と2階の高い位置に窓を設けると、暖まった空気は2階の高い窓から自然と排出され1階の低い窓からは冷たい空気が入ります

この性質を上手に利用すれば、夏の2階の不快な暑さを少しは和らげられるかもしれません。

 

まとめ

  • 風には入り口と出口が必要
  • 窓は1部屋に2つ以上
  • 南北方向に向かい合うように設置すると風が通りやすい
  • 1つしか作れない場合は室内窓もオススメ
  • 高さを利用して暖まった空気を逃がすとなお◎

自然の風が通る家は住んでいて気持ち良いだけでなく、建物にもやさしい家だといえます。

構造体に湿気やカビは大敵ですからね。

快適に暮らすうえで、風通しは日当たりと同じくらい重要なポイント

最初にきちんと考えておくかどうかで住み心地がガラッと変わりますので、ぜひよく考えて窓を配置してくださいね。

 

 

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