こんにちは。ユルイチです。
家を建てる時、家具を作り付けにするか置き型にするのかを検討しますね。
せっかく家を建てるなら作り付け家具に憧れるという方も多いと思います^^
中でも作り付けにするかどうか、一番迷う家具といえば食器棚(カップボード)ではないでしょうか。
今回はそんな作り付け食器棚のメリットデメリットを考えてみます。
食器棚は作り付けが良い?
作り付け食器棚のメリットデメリット
(画像引用元:https://sumai.panasonic.jp/kitchen/concept/detail.php?id=Cupboard)
なんとなく憧れる作り付けの食器棚ですが、実際にどんな良い点と悪い点が考えられるのでしょうか。
ひとつずつ見ていきたいと思います。
食器棚を作り付けにするメリット
収納力がある
サイズを自由に指定でき、床から天井まで利用できることからかなりの収納力が期待できます。
耐震性に優れている
壁と一体になっているため地震で倒れたりといった危険はほぼありません。
隙間なく設置でき省スペース
ぴったりサイズで作ることができるため隙間なく設置でき余計なスペースが生まれず、スッキリとした印象になります。
統一感・高級感が出る
システムキッチンと同一メーカーのもので選ぶことでキッチン全体に統一感が出、高級感も生まれます。
食器棚を作り付けにするデメリット
値段が高い
作り付けにするかどうかで一番迷う点はここだと思います。
サイズや選ぶものによりますが置き型のものと比べると数十万円の差になることも。
予算に余裕のない方にとってはなかなかハードルが高いといえます。
動かせない
壁と一体になっているため、レイアウト変更などはできません。
ライフスタイルの変化によって家具を変更することも難しいでしょう。
通気性が悪い
メリットのひとつに『隙間なく設置できる』と書きましたが、隙間がないということは通気性が悪いということです。
換気や保管状況に気を付けないと湿気がこもりカビやにおいが発生する危険性があります。
壊れた場合の対応が面倒
使用していてどこかが壊れた場合、壊れた箇所を修復するのに業者を手配して見積りをとるなど置き型のように簡単に買い替えというわけにはいきません。そういった手続きが面倒に思われる方もいるでしょう。
置き型という選択肢も
作り付けではなく家具屋さんで購入した置き型の食器棚を設置するという選択肢もあります。
置き型の食器棚でも選ぶものによっては使い勝手も良く自分の欲しい機能を十分満たしてくれます。
メーカーの作り付けカップボードは良くも悪くも機能性を一番に考えてありますから見た目で個性を演出するのは難しいです。インテリアにこだわりのある方は置き型の方がバリエーションが多いので好みのものが見つかりやすいでしょう。
さらに設置や撤去が容易なので模様替えもできますし、壊れてしまった・キッチンの雰囲気を変えたいなどの時にはサッと買い換えることができます。
ちなみにわが家はこちらを選択しました。わが家の食器棚の画像はこちらです。
以前から使っている自前の食器棚を新居に持ってきました。
理由はいろいろありますが主にコスト削減です(笑)
こちらの食器棚は結婚した当初に購入したもので気に入って使っていました。もちろん使い慣れていますし機能も全く問題ありません。
右手が以前から使っているもので、左のカウンターは作業台として新居に引っ越してから購入したものです。
店も時期も別々に購入したものですが色や質感を揃えたことで統一感が出て気に入っています。作業場所が増えたことでキッチンの使い勝手も良くなり大満足です^^
家を建てることになって作り付けのカップボードも検討しましたが、やはり値段が高価なこと、こちらの食器棚がまだまだ使えること、デザインや機能も気に入っていることなどからわが家では不採用としました。
メーカーのカップボードは高いですからね・・サイズにもよりますが20~50万くらいでしょうか?かなり大幅なコスト削減です^^;
まとめ
作り付け食器棚のメリットは
- 収納力がある
- 耐震性に優れている
- 隙間なく設置でき省スペース
- 統一感や高級感がある
反対にデメリットは
- 値段が高い
- 動かせない
- 通気性が悪い
- 壊れた場合の対応が面倒
などが考えられます。
作り付け食器棚を検討される際はこれらのことを考えた上で採用することをオススメします。
置き型の食器棚は高級感や統一感といった点では作り付けのものに少々劣るかもしれませんが、その分個性を出しやすいですし古くなった際に買い替えるのも容易です。
こちらもメリット・デメリットをまとめてみると下記のようになります。
置き型食器棚のメリット
- 値段が安い
- 見た目のバリエーションが多いので個性を出しやすい
- 設置や撤去が簡単
- 買い替えることでガラッと雰囲気を変えることができる
- 通気性が良い
置き型食器棚のデメリット
- サイズや形の自由度が少ない
- 家に合わせて作られていないため無駄なスペースが生まれやすい
- 地震で倒れる危険があるため壁への固定が必要
- 作り付けに比べ収納力が劣る
- 高級感を演出しにくい
毎日使うものですから、それぞれの良いところ・悪いところを理解して食器棚を選びたいですね^^
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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