こんにちは。ユルイチです。
以前、小さい家を建てて感じたメリットについてお話ししましたが、
やはり小さい分どうしても面積が限られるため、間取りは慎重に決めないと居住スペースが狭くなったり通路幅を確保するために小さめの家具しか置けず残念な思いをすることになります。
今回はそんな小さな家を建てる時、間取りを考える上で気を付けたいポイントについて考えてみたいと思います。
小さな家の間取りを考える時のポイント８つ
廊下を極力なくす
廊下というのは基本的には移動の際に通るだけの場所ですから、小さな家の場合はこれを極力なくすよう間取りを考えるべきです。
限られた面積を居住スペースにまわす方が同じ延べ床面積でも家を広く使え、満足度の高い家となります。
階段を家の中央付近に持ってくる
一つ目の廊下を極力なくすことに通じるのですが、階段を家の中央付近に持ってくることで二階の廊下が短くなりますので、その分個室や収納に面積を割くことができます。
階段下を有効に使う
階段下スペースというのは思った以上に大きいです。小さな家ではここを有効に使うことがとても大切です。
階段下トイレや収納としてできる限り有効に使いましょう。
ちなみにわが家は折り返し階段で、１畳の階段下トイレと半畳の収納として使用しています。
収納を十分な量確保する
小さな家では使える面積が限られるため、できるだけ多くの空間を居住スペースとして使いたいところです。が、収納スペースは十二分に確保しましょう。
矛盾するようですが、こうすることで室内に最低限の家具のみ置けば良いため結果的に部屋をすっきりと広く使うことができます。
ただ、面積としては十分でも大きな収納が２，３箇所というような作り方では使い勝手が悪いです。
必要な箇所に必要な分の収納を確保すること、これで小さな家でもすっきりと広く暮らすことができます。
必要な建具（ドアなど）のみ設置するor開放できる建具にする
わが家の間取りを例にすると、
赤の星マークはあえて建具を入れなかった箇所、
黄色の星マークは常に開け放しておけるような建具を設置した箇所です。
本当に必要な箇所以外には建具を入れないことで視線が抜け視覚的な狭さが緩和されます。
プライバシーや冷暖房のことを考慮しながら建具が必要な箇所とそうでない箇所を考えましょう。
建具を効果的に使う
以前こういう記事を書いたのですが、
場所によってハイドアを効果的に使うことで部屋の広がりがずいぶん違って見えます。
コストは少々かかりますが、特に来客の多いリビング周りについては積極的にハイドアを取り入れましょう。
窓の種類や配置を工夫する
基本的に暗い部屋よりも明るい部屋の方がすっきりと広く見えます。
窓を考える際にはきちんと採光を考えて大きさや配置を工夫しましょう。
また縦長の窓を選んだり窓を高い位置に配置するなど空間を縦に使うことを意識すると全体の印象が明るくゆったりとしたものになります。
それが本当に必要なものか考える
玄関には憧れの土間収納を作って、リビングにはソファを置いてテーブルを置いて、ダイニングも置いて作り付けのカウンターも欲しいし、キッチンにはもちろんパントリーを作って家事コーナーも作りたい・・
これは小さな家では不可能ですよね。できたとしてもあとは通路しかないようなギチギチした家になります＾＾；
広い家であればすべて叶えることもできますが、小さな家では取捨選択が大切です。
それが本当に自分と家族にとって必要なのかどうか、よく考えて間取りを考えましょう。
土間収納でなくても外に物置を置けば良いかもしれませんし、ダイニングがあれば作り付けのカウンターは不要かもしれません。あるいは逆の場合もあるでしょう。家事コーナーでは具体的に何をするのかまで考えて要不要を考えましょう。
本当に必要なものだけを選んで間取りを考えれば、きっとあなたの家族にとって最適な暮らしやすい間取りができるはずです＾＾
いかがでしたか？
よーーく考えて間取りを作り、後悔しない暮らしやすい家を作りましょう！
よかったらこちらも参考にしてみてください＾＾＊
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